2025年4月から5月にかけて、当社が出資参画する秋田由利本荘オフショアウィンド/秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社（以下、合同会社という）の地域貢献活動の一環として、秋田県の地元漁業者が運営するにかほ市の「象潟水産学級」、男鹿市の「若美漁港青年部」、「北浦地先資源管理委員会」の皆さまと、アオリイカ産卵床の製作・設置を行いました。
この取組は、漁業者の収入向上に向けた活動の一環で、主に定置網漁獲量の向上・遊漁船利用の顧客増進を狙ったものとして昨年から実施しており、実際に設置した産卵床での産卵・ふ化が確認出来ています。副次的には、新たな漁礁効果も見られ漁業者の皆さまから好評を頂いております。
今回は、にかほ市と地元森林組合の皆さまや男鹿市のご協力のもと、無償提供して頂いた杉の枝や間伐材で産卵床を製作し、象潟沖、若美沖、北浦沖の水深10ｍ地点に沈設しました。夏に向けての産卵や、冬に向けて始まる漁獲にも期待を寄せております。今後、秋田県水産振興センターのご協力のもと、定期的に水中ドローンを使用して産卵・ふ化の状況を確認してまいります。

今後も、地域や漁業の更なる振興に貢献できるよう地域の皆さまと共に活動してまいります。

【アオリイカ産卵床設置個所より鳥海山を望む】

【若美地区での産卵床投下の様子】

【若美漁港青年部・秋田県水産振興センターの皆さまと】

【北浦地区での産卵床投下の様子】

【北浦地先資源管理委員会・秋田県水産振興センターの皆さまと】