秋田県由利本荘市沖プロジェクト

遡上鮭を活用した「秋鮭ペットフード」が誕生しました

2025.07.08

にかほ市川袋川に遡上し、川袋鮭漁業協同組合における鮭のふ化事業に活用された後の鮭(以下「遡上鮭」)を活用した「秋鮭ペットフード」の商品化に成功しました。
これまで遡上鮭は食用での利用が限られ、十分な活用が図られていませんでしたが、当社が出資参画する秋田由利本荘オフショアウィンド合同会社(以下、合同会社という)にて、採卵を終えた親鮭の利活用を模索し、秋田市に本社があるアクシエ株式会社と連携して利活用を実現。
この取り組みにより、低利用魚である遡上鮭の価値向上、持続的な鮭ふ化事業への貢献やSDGs14番目の目標である「海の豊さを守ろう」にも間接的に寄与したいと考えています。
秋鮭ペットフードの製造は男鹿市の株式会社ひろまる食品工房が担当し、材料の確保から加工までを一貫して県内で行うことで、商品の6次産業化・秋田県産品としてのブランド価値向上を実現した商品化に成功しました。202566日~11日に秋田空港、同月22日に天王グリーンランドで開催された「こまちなマルシェ2025」で展示・販売を行い、多くの皆様から好評を頂いています。


今後も合同会社を通じて首都圏の百貨店に店舗を構えるペットショップをはじめ、県内の道の駅、秋田駅、秋田空港などでの販売を展開し、将来的には輸出も視野に入れ、地域経済の活性化と秋田の鮭ふ化文化の発信に取り組んでまいります。

(商品・カタログ)

(川袋鮭漁業生産組合の皆様)